
派遣社員のままだと、年収が上がらない…

派遣の契約期間が切れたら、また次を探さないといけない…

派遣社員から正社員になれないだろうか…
私もそんな悩みを抱えていましたが、40代で派遣から正社員になることができました。
やったことは、「ずっと職場にいて欲しい人になるための行動をする」です。
派遣社員は契約期間が決まっていて、いつ契約を切られるかは分からない立場です。
そのため「次の契約も更新しよう」と派遣先担当の人に思ってもらうことが大切です。
この記事では、
- 40代で実際に派遣→正社員経験あり
- 250万超えの年収UP
を果たした私が、
派遣→正社員になるために実際に行った具体的な行動について、解説していきます。
派遣から正社員になるための具体的な行動 6ステップ
ステップ①:業務を確実に行う
まずは、基本的なところから着実に行っていきます。
業務を確実に行い、一人で行って問題がないレベルに3か月後までに目指します。
- 1か月目:しっかり業務を覚える
- 2か月目:覚えた業務を着実にこなす
- 3か月目:ミスなく、納期も守っている、中身も問題ない状態にする
そのために意識して動くことは以下の2点です。
- 分からないことはすぐに聞く
- 納期を確認し、不安がある場合はすぐに相談する
不安なことがあったらためらうことなくすぐに聞くことを優先します。
業務に慣れ、受け持った業務を確実にこなす、といったことに注力します。
社員さんからは、

この人は分からないことがあっても、すぐに報告してくれる。
安心して、仕事を任せられるな~
といった印象を持ってもらいやすく、信頼感につながります。
ステップ②:担当している業務の効率を上げる
ステップ①で業務を問題なくこなせる状態になったら次は効率を上げていきます。
どんな工夫をしたら短い時間でこの業務を行えるようになるのか、効率化を考えます。
ここで上げていくスキルは、主に以下の2つです。
①ITスキルUP
- パソコンのショートカットを覚える
- Excelの関数を覚える など
②スケジュール管理スキル
- 自分のタイムスケジュールを立てる
- 社員さんのスケジュールを把握する など
ITスキルは、これ以外にもたくさんできることがあります。
少しずつでいいので、身に着けていきましょう。
スケジュール管理をする目的は、時間を無駄にしない動きを身に着ける、ということです。
例えば、業務で分からないことがあったら、社員さんに聞かないとならないけれども聞こうと思ったら打ち合わせでいなくて聞けなかった、といったことが発生します。
あらかじめ、周りの人のスケジュールを把握しておき、質問をする時間の目途をつけておくことが時間管理にもつながります。
ITスキルUPとスケジュール管理を行って、定時内にしっかり業務を終わらせ、かつ、3割くらい手が空くようになってきたら、次のステップです。
ステップ③:派遣先上長に面談を申し込む
手が空いても、空いた時間で何をするかが大事になってきます。
このステップの目的は、手が空いていますよ~と派遣先上長に知ってもらい、

あれ?この人に振った仕事はもう覚えてくれたのかな?
失敗も少ないし、仕事早いな~
よし、どんどん仕事任せちゃおう!
というような、印象を持ってもらうために、面談をしたいと声掛けをしましょう。
社員の人は、業績考課の面談が定期的に設定されているものです。
派遣社員は、派遣元会社の担当さんとは定期的に話すことはありますが派遣先の上長とは、こちらから時間を作ってもらえるように声掛けをしないと、状況をお伝えする機会がありません。
日々業務指示をもらっている人ではなく、マネジメント権限がある管理職の方と時間をもらうことが必要です。
ステップ④:社員さんの仕事をさらに引き受ける
面談を終え、新たな仕事を引き受けられることになったら、ステップ①~②でやった
業務品質を上げる→効率化を行う、をひたすら行います。
私もそうでしたが、派遣社員が担うのは誰でもできるようにしている定常作業が多いです。
そういった定常作業は、社員の人はまだまだ持っていることが多いです。
所属している部の定常作業はすべてもらう!くらいの意気込みで仕事をどんどんもらいましょう。
効率よく仕事を進めてくれる派遣社員は、重宝されます。
ステップ⑤:①~④を繰り返す
派遣先上長への面談は、3か月1回という定期的な場にしてもらい
その3か月の間で新たな業務をどんどん取り込み、手空きの時間を増やしていくということを行います。
1年程続けて、これ以上取り込む業務がないかな・・・という状況になったら次のステップです
ステップ⑥ 派遣社員として続ける意思はないことを伝える
ここのステップは、少し慎重に行う必要があります。
これまでできる業務をひたする増やしてきて、派遣社員として信頼を得てきた状態です。
上長と面談をしている中で、「この先」のことを話していきます。
伝えたい内容は、以下のようなことです。
- これまでの業務スキルを活かし、次のステップを考えているんです!
- 社員になって長期目線で業務に取り組むことで、もっと会社に貢献できます!
派遣社員は、法律上同じ派遣先会社で勤めるのは3年と決まっています。
そのため、この人にはもっと長く欲しいな~と派遣先上長が感じてくれていたとすると、何かしらの手を打つことを考えていてくれると思います。
自分の今後のキャリア希望(派遣としてしか働かないつもりなのかもと思われている場合もある)をしっかり伝えることに加え、社員になればもっと貢献できますよ~!といったことをアピールしましょう。
私の場合は、2年目が終わる頃にそういった話を少しずつしていき、3年目になって半ばを過ぎたころ、社員登用の話をいただきました!
派遣から正社員になるための行動6ステップ まとめ
40代の私が、派遣社員から正社員になるまでに行動した具体的なステップは、以下の通りです。
- ステップ①:3か月で最高レベルの業務品質にする
- ステップ②:担当している業務の効率を上げる
- ステップ③:派遣先上長に面談を申し込む
- ステップ④:社員さんの仕事をさらに引き受ける
- ステップ⑤:①~④を繰り返す
- ステップ⑥:派遣社員として続ける意思はないことを伝える
この具体的な行動の元となっているのは、自分の利益だけではなく、会社/周りへの貢献の気持ちです。
この人に、ずっといてもらいたい!と周りの人に思ってもらうためにはどうしたらいいか?を考えて行動していけば、たとえ万が一、現在の派遣先とは縁がなかったとしても、磨いてきたスキルは確実に自分の力になっています!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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